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VOL.23

中国河南省鄭州市に行って来ました。



中国河南省にある鄭州市(Zhengzhou)に行って来ました。
鄭州市は中国の中でも公害問題が深刻で、数百メーター先が曇って見えます。晴れ間や星空などが見える方が珍しく、一年を通して毎日こんな感じの天気です。多くのマンションの部屋にはオイルヒーターが設置されていて、その熱を作り出す為に集中して一ヶ所で石炭を燃やしています。それがこの大気汚染の原因の一つになっている様です。ここでは洗濯物をベランダに干す事はありませんし、街ではマスクをする人を見かけるのが多かったのが印象的でした。


今回の鄭州市は知人に会う為に行ったのですが、その方が「近くに大きな熱帯魚市場があるけど行ってみる?」と連れて来てくれたのがここです。確かに「観賞魚」と「市場」の文字。しかし、日本人のイメージする市場とは程遠く、3階建でデパートレベルの建物です。ひょとしてこれ全部熱帯魚関係のお店?!という大きさです。


まずは1階から。このフロアは水槽専門店ばかりが集まっていて、キャビネット付きの水槽が所狭しと並んでいます。中国での大型水槽はガラス製が主流でアクリル水槽は殆ど見かけません。アクリルよりもガラスの方が安くできる為ですが、造りはかなり綺麗に出来ていましたのでこれはこれでありかもしれません。



2階は器具専門の売り場ですが、時間が無かったので飛ばして3階まで上がりました。目指すはアロワナ屋ですが、あちこちの看板にアロワナが描かれていてワクワクモードは全開です。


上から見下ろすとこんな感じです。日本にもこんな所があれば面白いだろうなぁ~と思います。しかし、観賞魚だけでこの建物すべてのビジネスが成り立っているのですから凄い事です。レストランなどもありますので、食事しながら魚見てと休日はここで1日過ごせそうです。



全てのお店を見て回るには時間が無かった為に「龍」の文字とアロワナの看板を掲げるお店を見つけて何件か入ってみる事にしました。しかし、どこのお店も5~10匹位しか展示していませんでした。さらに早足で見て回るとついにアジアアロワナ専門店らしき店を発見!早速お店の中に入ってみました。


います。います。所狭しと100匹近く泳いでいます。恐らくこの市場で一番アロワナを在庫しているのではないでしょうか、楽しくなってきました。綺麗にされた水槽には値段が書いていません。変わりに張り紙がしてあって「買わないなら値段は聞かないで下さい。」と書いてあります。なんともともワイルドな販売方法です。数人のお客と話し込んでいる店主らしき人物はどこかでお会いした顔。しかも水槽の上に飾ってある写真は!?


北京の和興龍魚にてあれ?俺じゃん?ここは以前、北京でお会いした陳学峰さん(Mr.Xuenfeng Chen)のお店だったのです。陳さんも僕がいきなり来たので最初は誰だか分からなかったみたいで、看板を指差したら初めて「おおおおお!」となっていました。連れて来てくれた知人はそんな僕らより看板にビックリしていて「なんでここに福井が?!」と看板の写真をバシバシ撮っていました。


2009年に陳さんと初めてお会いして一緒に食事をした時の画像です。皆さんアロワナ専門店の社長さんで、中国のマーケットの中心に居る方達です。ちなみにこのお店は北京で有名なうどんのお店です。テーブルいっぱいに料理をならべるのは中国のスタイルです。どう考えてもお昼にこの量は食べ切れません。



お店の脇の大きな看板の前で陳さんと記念撮影しました。今回偶然での再会となりましたが、次回はきちんと時間を作ってお土産持って遊びに行きたいと思います。




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アジアアロワナ専門店 ラフレシア
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